駐車禁止除外指定車標章

駐車禁止除外指定車標章とは、何ですか？

簡単に言うと「駐車禁止エリアに障害者が車を停めるための許可証」です。

各自治体によって制度の名称や内容が若干異なりますが、同等の制度が存在しています！Googleで「お住まいの自治体名　駐車禁止除外指定車標章」で検索して出てきた、それらしい名前の制度が各自治体の制度です！

当サイトでは、東京都の「駐車禁止等除外標章」を代表として取り上げて解説していきます！他の自治体にお住まいの方でも参考になるので、是非読み進めて下さい！

駐車禁止除外指定車標章はどんな人が利用できますか？

駐車禁止除外指定車標章は、以下の等級の手帳を持っている人が利用できます！

1. 身体障害者手帳
   • 視覚障害：1〜3級、4級の1
   • 聴覚障害：2、3級
   • 平衡機能障害：3級
   • 上肢機能障害：1、2級の1または2
   • 下肢機能障害：1〜4級
   • 体幹機能障害：1〜3級
   • 運動機能障害：上肢機能1級または2級
   • 移動機能障害：1〜4級
   • 内臓機能障害：1〜3級
2. 愛の手帳（療育手帳）
   • 1度または2度
3. 精神障害者保健福祉手帳
   • 1級

また、色素性乾皮症の方は、小児慢性特定疾病医療受給者証を取得していれば利用できます！

駐車禁止除外指定車標章を利用できないのはどんなときですか？

駐車禁止除外指定車標章を利用できないのは以下の場合です！

1. 障害者手帳を取得していない
   • 障害があっても、各種手帳を取得するまでは利用できません。
   • 障害年金を受給していても、手帳がなければ対象外となります。
2. 障害者手帳の等級が基準に満たない
   • こちらに基準をまとめています。

駐車禁止除外指定車標章はいつから利用できますか？

駐車禁止等除外標章を受け取ってから利用できます！

駐車禁止等除外標章を掲示していないと、駐車禁止違反となるので注意しましょう！

駐車禁止除外指定車標章について相談したいときはどうしたらいいですか？

駐車禁止除外指定車標章について困ったことがある場合は、以下の場所で相談することができます！

1. 警察署
2. 医療ソーシャルワーカー
3. 担当ケアマネジャー

駐車禁止除外指定車標章のメリットは何ですか？

駐車禁止除外指定車標章のメリットは、目的地のすぐ近くまで車で移動できることです！少し離れた駐車場から歩くことが困難な方では、目的地の目の前で車を止めることができるのは大きなメリットです！

駐車禁止除外指定車標章のデメリットは何ですか？

駐車禁止除外指定車標章にデメリットはありません！

利用できる場合は、積極的に利用しましょう！

駐車禁止除外指定車標章は、どうやって申請すればいいですか？

申請方法を以下のフローチャートにまとめます！

申請するのにお金はかかりますか？

かかりません！ただし、障害者手帳の申請に必要となる書類（診断書など）の発行料は支払う必要があります！

駐車禁止除外指定車標章の申請に必要になるものはありますか？

申請には以下の4つの書類が必須となります！

1. 申請書
2. 各種障害者手帳
3. 住民票の写し（発行日から3か月以内のもの）　
4. 自立支援医療受給者証
   • 精神障害者の場合

他にも、状況に応じて様々な書類が必要なることがあるので、警察署で聞いてみてください！

申請書を以下に示します！参考にしてください！

駐車禁止除外指定車標章の申請には、診断書は必要になりますか？

駐車禁止除外指定車標章の申請には必要ありません！

ただし、駐車禁止除外指定車標章の利用に必須となる、障害者手帳の取得に診断書が必要となることが多いです！

駐車禁止除外指定車標章の手続きは、家族の代理でできますか？

できます！ただし、本人が警察署へ行くのが困難な場合に限られます！

代理で申請を行う方は以下のものを持参しましょう！

1. 申請者との関係を証明できる書面
2. 申請代理人の身分証明書

駐車禁止除外指定車標章の有効期限はありますか？

有効期限は、毎年4月1日から翌年の3月31日までです！

駐車禁止除外指定車標章の更新はありますか？

毎年更新が必要です！

有効期限の2ヶ月前から申請ができます！忘れずに申請を行いましょう！

駐車禁止除外指定車標章に所得制限はありますか？

ありません！

駐車禁止除外指定車標章に年齢制限はありますか？

ありません！

ただし、本人が未成年の場合は、保護者が申請を行いましょう！

駐車禁止除外指定車標章は、回数制限はありますか？

ありません！

駐車禁止除外指定車標章に何か注意することはありますか？

駐車禁止除外指定車標章を申請する上でいくつか注意点があります！

1. 駐車禁止除外指定車標章をフロントガラスの見えやすい位置に掲示する必要がある
   • 特に、車から離れる際は、運転者の連絡先も示す必要があります。
2. 長時間車を放置することはできない
   • 車を駐車して公共交通機関を利用する、勤務先や宿泊先付近に長時間放置する、家の前の道路を車庫代わりにする、といった場合は取り締まりの対象となります。
3. 本人が利用する必要がある
   • 障害者の家族が勝手に車を停める、といった利用は認められていません。
4. 駐車が認められない場所がある
   • トンネルの中、横断歩道のすぐ近く、交差点のすぐ近く、などは、他の車の走行の妨げになるため駐車が認められません。
   • 以下に、駐車エリアのルールを示します。参考にしてください。

医療費節約チャンネルに届いたコメントを一部ご紹介します！

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