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体験談|精神障害者保健福祉手帳

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医療・介護・福祉の専門用語を初心者にわかりやすく解説しています!

【Aさん】摂食障害(3級)

メリット】
手帳を取得して最もメリットに感じていることは、会社で働き方や、働く環境について配慮してもらえているところです。例えば、人とのコミュニケーションがストレスで、過食嘔吐になりやすいことから、個人的なワークスペースを作ってもらっています。

デメリット】
手帳を取得してからデメリットに感じたことは特に何もありませんが、手帳を持っていることで、「自分は障害者です」というふうに認めてしまっているような気がして、なんとなく悔しい思いがあります。それで困ったことはありませんが。

【アドバイス】
自分にとって何が1番幸せなのか、ということを考えてた時に、手帳をもらうことによって、自分が生きやすい世界を得られるのならば、取得をためらう理由はないと、私は個人的に思っています。身近な人とかとよく相談するのも良いと思います。

Aさん体験談

【Bさん】うつ病(3級)

【メリット】
税金の控除があり、所得税住民税が安くなりました。また公共の駐車場に停める場合に手帳の提示で無料になるので、それもメリットに感じます。施設利用料も割引があるところもあり、その場合は付き添いも割引が適用されるので、必ず手帳を持参するようにしています。

【デメリット】
取得は主治医の先生に相談して決めましたが、診断書を書いてもらったり役所で手続きする際に予約制で1ヵ月以上先になったので思ったより複雑な手続きが必要でした。取得してからのデメリットは特にありませんが、本人は会社へ取得を報告することを少し迷っていたようです。

【アドバイス】
手帳はぶら下げて歩くものではないので、持っていることによるデメリットは特にありません。通院は長期にわたりお金もかかるので税金の控除や、手帳提示による割引はとても助かっています。手帳には更新があり、該当しなくなったら返すものなので、「とりあえず手帳が取れる時は取っておこう」という気持ちでも良いと思います。

Bさん体験談

【Cさん】うつ病(3級)

【メリット】
精神障害福祉手帳を取得して良かったことは税金の控除があり、会社で障害者雇用になり仕事の分量が減ったことである。映画も障害者手帳を見せると1000円で見ることが出来るので、とてもお得な感じがするようになった。

【デメリット】
自分が障害者になってしまうことに躊躇することがあった。また、映画を見るときに手帳を見せなければならず、そのときに恥ずかしさがある。仕事でも、まかされる仕事の分量が減り、やりがいがかんじられなくなった。

【アドバイス】
精神障害福祉手帳をとる人は、自立支援と両方取得したほうがよいです。通院での治療代と薬代が1割負担になり、経済的にも楽になります。また、可能ならば、障害年金にチャレンジする事もお勧めします。私はチャレンジし、受給しています。

Cさん体験談

【Dさん】統合失調症(3級)

【メリット】
博物館や美術館が無料になったり割引になったりすること。引率者一人も同様のサービスを受けられます。博物館などで当日チケットを購入する長蛇の列に並ばずに済むこともあります。映画のチケットも割引になります。公共交通機関も割引になる会社があります。手帳が写真付きなので各種証明書代わりに使えます。

【デメリット】
手帳を取得するためには申請手続の添付書類として「診断書」が必要になります。これが5000~10000円くらいします。手帳で受けられる割引をあまり使わないのであれば診断書代のほうが持ち出しになる可能性も。私は『某銀行』の窓口で身分証明書として出したとき大声で「精神障害者手帳ですね」と言われて嫌でした。

【アドバイス】
手帳を取得するなら「自立支援医療」も同時に申請するといいと思います。「自立支援医療」が適用されると該当する診療が薬代も含めて1割になります(世帯年収で負担割合は変わります)。障害年金申請も考えている人は手帳を取得していると年金申請も通りやすくなるので、手帳取得を先に済ませたほうがいいかもしれません。

Dさん体験談

【Eさん】うつ病、適応障害(3級)

【メリット】
かかりつけの精神科だけでなく、県内の医療機関の診察代が無料になります。また、公共施設の利用に際しても無料になることがあり、経済的に大きな助けになります。障害者雇用の際にも有利に働くうえに、周囲の理解を得やすいです。

【デメリット】
手帳を取得するときに、自分の中で少し葛藤が生まれました。障害者に対する認識が広まったとはいえ、周囲がどのように捉えるか気になります。手帳を見せることで優遇されることも多いですが、他人に提示する時には抵抗感があります。

【アドバイス】
障害者に対する理解が深まったとはいえ、一部では偏見の目が残っているのも事実です。しかし、手帳を取得することで、経済面や就職面で優遇されることもあります。障害を気にして行動しないよりも、手帳を取得して活動の幅を広げる方が良いと思います。

Eさん体験談

【Fさん】広汎性発達障害、不安症(鬱傾向)(3級)

【メリット】
ディサービスや福祉支援事業所を利用できるようになったことです。就労の際は希望すれば、障害に対しての配慮を求めることができる「障害者雇用枠」で働くこともできます。手帳2級をとることで、タクシー券が頂けるようになり、一回600円の券が48枚セットになっているものを年度ごとにもらえるのも嬉しいです。

【デメリット】
手帳を持っていることで、「自分は障害者なんだな…」と認められたことになり、気持ちが落ち込んだこともありました。タクシーやバスで手帳を見せたことで偏見の目で見られたりすることもなくはないので、安易に見せることを躊躇することがあります。

【アドバイス】
手帳を持つことでサービスを受けられるようになり、ラクになることもありますが、例えば将来一般の社会での就労を目指していたり、結婚を考えていたりする方にとってはネックになることもあります。メリットとデメリットがあるので、考慮した上で天秤にかけて自分にとってどちらがいいのかを判断することが必要になります。

Fさん体験談

【Gさん】解離性障害(3級)

【メリット】
温泉施設が大好きなんですが、割引になりました。また子供向けのアミューズメント施設や映画館などもかなりリーズナブルな利用料金になりました。それだけでなく福祉サービスも利用できるようになり、短期入所もできるようになり良かったです。

【デメリット】
診断書料金がかなり割高で困りました。またよくJRを利用するのですが、身体障害者手帳や療育手帳だと割引がありますが、精神保健福祉手帳ではありませんでした。手帳があれば安くなると思っていたので、窓口で口論になり困りました。

【アドバイス】
精神保健福祉手帳と他の手帳はサービスが違うので、その違いはよく理解しておく必要があります。温泉やアミューズメント施設はリーズナブルになる場合がありますが、その内容は行政によって違うので事前に行政に確認する必要があります。

Gさん体験談

【Hさん】発達障害(ADHD)(2級)

【メリット】
所得してのメリットは障害者雇用の求人に応募できる事と、失業しても失業保険が10か月貰える事です。その他に私の地域の医療費助成制度で精神科の医療費が1割負担になり、又その金額の3分の2が助成金で賄われます。あとは映画鑑賞が千円で見れたり美術館などが無料で利用できます。

【デメリット】
手帳を取得する時は、施設のケースワーカーと相談しながら書類を書いたので少々時間が掛かりました。デメリットは最初の内は手帳を見せるのが恥ずかしくて抵抗があった位です。手帳を取得する事によって自分は障害者なんだと認識する様になってしまい他の一般人とは違うんだという思いが出てきたことです。

【アドバイス】
手帳を取得することによってデメリットよりも、メリットの方が多いと思います。就職活動も一般求人と障害者求人合わせて応募出来るので探せる範囲が広がって良いと思います。とにかく、これから手帳を取得する本人と家族も含めて相談できる福祉施設は色々とあると思うのでケースワーカと良く相談する事です。

Hさん体験談

【Iさん】不安障害(2級)

【メリット】
精神科に入院する際手帳をちょうど取得したので入院費は払った額が戻ってきた。毎月3000円手当金があり、3ヶ月まとめて振り込んでくれるので3ヶ月9000円は自然と市からお金が入った。次の更新になってからは手帳3級になった。3級になってもバス代は安く済むし、最低でも市から1ヶ月1000円の手当金はある。

【デメリット】
手帳があるからと言っても障害年金が貰えるわけではない。病気の内容に比例して国から入るため、障害年金はない。また2級まで病院は無料で診てもらうことが出来たけれど、指定病院以外3割負担に変わってしまった。体調がいつも悪いのにとても不利に感じる。

【アドバイス】
手帳を3級でも取得するかどうか考えると、ないよりはある方がいい。バスをよく使う人、少しでも援助してもらいたい人なら取得すれば少しは助かると思う。でも障害年金と手帳はあまり関係ないので注意してほしい。2級でも病名が当てはまらないと手帳を持っていても体調が悪くても障害年金はもらえない。

Iさん体験談

【Jさん】統合失調症(2級)

【メリット】
治療費が無料になったのがとても助かりました。手帳をもらう前には、精神科の治療費や薬代といった費用が大きな負担となっていました。手帳を取得した事で費用面の不安が軽減された事と、様々な支援なども受けられて良かったです。

【デメリット】
手帳を取得するための申請など、初めは分からない事が多かったのが困った事でした。何から準備をしたら良いか、知識も無かったので一から調べたりするのが大変でした。また、取得するまで市役所に足を運ぶ回数も多く大変でした。

【アドバイス】
これから手帳を新たに取得する場合に、知っておくべき事として申請の流れです。交付のための申請書、病院の診断書、写真などを準備した上で住まいの市町村役場に行く必要があります。事前に申請書や診断書を揃えて、下準備しておく事が大切です。

Jさん体験談

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